驚きの2025年夏!
涼しくなってきましたね~!
暑い?熱い?
夏もようやく終わりを迎え?
ましたね。
そんな中…
絶対!忘れることのない
感動した夏休みの
出来事がありました。
毎年、恒例のKくんへの質問
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「作文の宿題。どう?進んでる?」
(彼に聞くのも11回目)
何気なく尋ねると、
「実は、、もう終わってるんですよね~」
と
パソコンを開き
入力した作文を
見せてくれました。
K君は、
機械の使い方にとっても詳しく、
パソコンはお手の物。
私はいつもK君に、
便利なショートカットキーを
教えてもらったり、
パソコンの裏技を
教えてもらったりしています。
でも、もちろん…
最初からパソコンを
使いこなしていたのかというと
そういうわけではありません。
最初は「Wordの基本」
という本を片手に
先生と1対1の場面で
タイピング練習や
音楽イベントの日の
歌詞カード作成を通して、
文字を打つという
経験を積み重ねて
今では
なめらかで華麗な
ブラインドタッチまで
できるようになりました!!
当初は…、Kくん…
キーボード悲鳴あげてるよ!笑
って、突っ込んでたくらい
力、入ってたもんね(*^^*)
今のPCを触る姿は
まるでAppleの本社で
働いている人みたいで…
本当にかっこよくて
まぶしい(^^)/
でもでもね…
当然
タイピング作業が
得意だから!
という理由だけで
作文を仕上げることが
できたわけではありません。
K君にとって
作文は好きではない
苦手な作業。
苦手な理由には
大きく二つあるかな?と
思ってて…
①アイデアを出し
テーマを決める難しさ。
作文は、数ある
思い出・経験の中から
まずはテーマを
1つ選ばなければなりません。
情報のキャッチ・発信に
違いを持っていて、
情報を整理することに
苦手さがあると、
その難易度は
より一層アップします。
イメージすることが苦手で
アイデアがなかなか
思い浮かばなかったり、
どの思い出や経験を書くのか
選択することが
難しかったりします。
次に
②書く内容を整理し、
文章にしていく難しさ。です。
書きたいことが
見つかっても
出来事や気持ちを
言葉にすることが難しく、
なかなか作文を
書き進めることが
できないことがあります。
全体の完成像を
イメージしながら、
その一部を書くことは、
同時に複数のことを
考えなければならない。
く、く、くるしい作業…
K君とはこれまで
思いつくテーマ、
よく書かれているテーマを
一旦書き出して、
見える形にして、
テーマを選んでいく作業や、
作文の全体像を
図に書いて
どのような流れで
書き進めていけば良いかを
視覚化した状態で
それぞれの段落を
書き進めていくという練習を
ずっと一緒にやってきました。
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でも今年の夏
2025年夏は!!!
この作業を
自分1人で
やってくれていた。
な、な、な、なんて
ことでしょう。
本当に本当に
嬉しくて
たまりませんでした。
パソコンを使って、
自分で夏休みの宿題、しかも作文を、
終わらせていた。
これは私にとって
驚きの出来事でした。
でも、
それだけでは
ないんです!!!
彼は、夏休みに出た全ての宿題を
パソコンを使って
1つの表にまとめていました!!
これは、彼が作った表を元に
作成したイメージ画像ですが
このように、
自分が分かりやすいように
期限や提出先なども
まとめていました。
今まで
プレゼントでもらった
パソコンの本を見ながら、
スタッフと一緒にパソコンの
使い方を実践してみたり、
食器洗いや美容室に
行くまでにすることなどの
自分に必要な手順書を
自分でパソコンを使って作成する。
ということを積み重ねてきました。
👇 こちらは、実際にK君が 👇
👇 自分で作成した手順書です 👇
必要なものを自分で
見やすく作ることができる。
それ(=視覚的手立て)があることで
生活しやすいことに気づき、
自分で生活しやすくなるように
工夫をする。
生活をデザインする。
ということが
できたらいいな。
と願いを込めて
一緒に練習をしてきました。
今回
K君は自分にとって
これがあった方が
分かりやすいな!と
いうことに気づき、
自分で作って活用できていた。
もう年齢は大人に
近づいてきているK君。
ある程度の生活のことは、
自立して取り組んでいます。
そして今日また
自立への大きな大きな1歩を
進んでいるんだなと感じられて
心から心から嬉しかったです。
K君から、
そして子どもたちから、
『できる』の可能性の広がりを
日々、教えてもらっています。
ありがとう
ありがとう
Brighter Steps
髙田(川口)咲幸
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