選択する。
みなさん!
今期の金曜ドラマ「ライオンの隠れ屋」
見られてますか?
私はもうすっかり
自閉スペクトラム症を持つ「みっくん」の
大ファンになっています。
一人の小さな子どもに出会い
回を重ねるごとに
気づきが増えていく「みっくん」。
本当に素敵。
でもブライターの子どもたちも
「みっくん」に負けず~~~
素敵なんです。
そんな素敵エピソードを
今日も一つご紹介。
子どもたちの中には
「選択する」ということが
得意ではない子が
数多くいます。
「好きなの選んでね」
「どっちがいい?」
の問いに、
フリーズしたり
とっても時間がかかったり…
でもだからといって
こちらが選ぶ!という方法は
オススメできません。
選択肢を「見える形」で
+
本人に分かりやすい
情報=図?イラスト?文字?
で提示する。
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そして、それぞれの
メリット・デメリットを
整理して伝える
⇊
選んでもらう。
この経験を積み重ねていくこと
が大切です。
環境を整え
「選択する」ことの
トレーニングを重ねていくことで
小さい時に
どっちのおやつが良いか
どの遊びが良いか
選べなかった子が
「自身が今何をやりたいか」
「やるべきか」を
選べるようになっていきます。
先日もちょうど
「ワオ!な選択」だね~~~!
と感じた
一場面がありました。
ブライターの土曜日は
基本的におたのしみイベントの日。
中学生・高校生グループには
自由に選択できる時間。
というものを作っています。
彼らの興味のある
アート
テーブルゲーム
学習
カラオケ
などなど
準備しているのですが…
その中から
彼らが選んだものは
な・な・なんと!!!
「20~30分は学習の時間は欲しい」
というものでした。
定期テスト
受験
を控えている彼らにとって
刺激が統制された
静かな環境での
「学習時間」は
とても貴重なものなんだ。
ということを
再認識しました。
今、自身にとって
必要な時間を「選ぶ」
本当にすごい。すごい!な
と思います。
私なら「好きな遊びの活動」
選択しそうなのに(笑)
しかも自己選択・自己決定をした
もの=時間に対しての
彼らの集中力は目を見張ります。
この様子はいつか
みなさんにもお届けできたらな。
と思います。
どの写真を掲載するかも
彼らに選んでもらいますね。
結構、厳しく…
この写真はOK、
これはちょっと表情が…
この角度は…
なんていう
細かいご指摘がありますので(^^)/
👆
👆
👆
1センチ単位の角度に
こだわっちゃう所が
なんとも愛おしいです。
私も
自身にとって素敵な
選択ができるよう
彼らを見習い
精進していきます。
Brighter Steps
理事長 宮野 伸枝
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