道具の工夫 その①



「文字を書くのが難しい」


「文字を枠内に

おさめることができない。」


「バランスがとれない」


「授業中、黒板の文字をうつすのに時間がかかる」




など、


文字を書くことの難しさにより、


宿題や授業のハードルが


高くなってしまっている子もいます。






そんな時に、


負担感が軽減されたり、


取り組むハードルが


下がったり、


よりスムーズに活動に


取り組むことができる


工夫があります。






それが


道具の工夫


です。






今回は、、、


道具の工夫! 


下敷き編!


です。






・文字を書きやすくしてくれる



・プリントの下の机や、

ノートの次のページを

汚さずかける



・ページの裏や次のページに

鉛筆の跡が残らない


など…





“書く” ということについて


サポートしてくれる


下敷きですが…





使う下敷きによって、


文字の書きづらさが


出てくることもあります。






「つるつるしていて、線が滑ってしまう。

止めたいところで

止めることができない。」




「下敷きが小さいから、

下敷きの端で、

鉛筆がガタッとなり

文字がぐちゃぐちゃになった。」




「筆圧が弱くて、

線が薄くなっちゃう。」





など様々。







そんな時は…



道具の工夫 ≒ 道具の選択



の出番です!





例えば、


よく目にする


表面がつるつるの


下敷きの他にも…



◆紙の下敷き

◆表面がざらざらした下敷き

◆柔らかいソフト下敷き



などがあります。


1人1人の


書きやすさや


筆圧に合わせて、


使いやすい下敷きを


アセスメントしていきます。






また、

プリントやノートの

サイズに合わせて、

A4やB5など、

下敷きのサイズを

使い分けている子。




文字をしっかり丁寧に書く国語は

柔らかい下敷きで。



さらさらスピードをもって

計算したい算数は

つるつるのかたい下敷きで。



用途によって


使い分けている子もいます。






道具を選ぶこと


それを使いこなすことは、


活動への取り組みやすさに


つながります。





ぴったりの道具を選び、


使いこなせるようになれば、


道具は強い味方に


なってくれるのです。





その子に合った


ぴったりの道具と


その使い方を


一緒に見つけてきたらないいな。


と思っています(^^)






Brighter Steps

川口咲幸






ブライターステップス / 長崎県指定事業所 児童発達支援事業所 放課後等デイサービス 対馬市 療育機関